リョウスケ
う~っす。
アッサラーム・アライクーム!!!(挨拶の言葉)
さて、前回はバングラデシュの首都「ダッカ」の様子をお届けしました。
今回はちょいと趣旨が変わります。
バングラデシュの人口の内、8割がイスラム教を信仰しています。
イスラム教徒のことを「ムスリム」といいます。
つまりバングラデシュはイスラム国家なわけです。
イスラム教徒の義務の1つに、決まった期間に断食をする「ラマダン」があります。
そのラマダン明けには、イスラム教の大きな断食明けのお祭り「イード」が行われます。
そのイードには2種類あって、牛や羊を食肉にして(各家庭で捌く)みんなで食べるもの。と、牛や羊を殺さないものがあります。
わたしは前者を体験したかったのですが、日程的に無理があったので、後者のイードを体験すべく、バングラデシュにやってきました。
ちなみに前者のイードでは、各家庭で牛や羊を道端で捌きます。そして、裕福な家庭は貧しい人達にお肉やお金を配ります。イードの日は全ての人が幸せになるそうです。
で、今回の私の相方はこの人!!
リョースケくん(23)私と同郷で、大阪府出身です。
私が今までの旅の中で、一番気が合った人です。
少しジャッキー・チェンに似ていますね。
でもジャッキーではないですよ。
ちなみに彼も天然パーマです。
しかし私のような美しいカールではなくて、タワシみたいです。
天然パーマのレベルでいえば、私の方が上です!!
このリョースケくん、私より先にバングラデシュに行っていて、ひょんなことからバングラ人のお家にホームステイしています。
リョースケくんから連絡があって、イードを体験するのではなく参加できるといってくれました。なので私も一緒に参加させてもらうべく、バングラデシュにやってきたのでありますっ!!!
やはり地元の人が一緒にいると、ボッタくりにあったり、道に迷ったりすることがありません。心強い味方です。
ほぼずっと一緒に居たショボンくんです。この「ショボン」はニックネームです。本名はメチャメチャ長いので、家族であってもこの「ショボン」で呼びます。
彼は一言でいうと、秀才です。英語ペラペラです。その英語は洋楽と洋画から学んだそうです。話していても、私が分からないことはわかりやすく教えてくれます。
しかし特筆すべきはその頭脳ではなく、内面のものだとおもいます。彼の倫理観、人に対する優しさ、この国で生まれ育ち、良い悪いが判断できる。それが彼の美徳だと思います。
彼の口癖は「It's my duty」です。その言葉が彼自身の人柄を表していると思います。でも小食なのが玉に瑕で、食事は大体フィニッシュ出来ないでいます。
頭脳担当
彼はショボンの友達の「シムー」です。彼の本名もきっと長いはずです。
とにかく男前でセクシーでワイルド、そしてナイスバディです。単にオラオラ系なのではなく、優しさを持ち合わせています。たまに見せる紳士的な優しさに、たいがいの女の子の目はハートマークになるでしょう!
ショボンのボディ―ガード。
筋肉担当
バランスのとれた面白いコンビです。
この二人は本当に仲が良く、毎日会っていました。もちろん、私たちも一緒に居ました。
この2人とリョースケと私、毎日行っていたのが「ダッカフード」通称タカフーです。なんかバングラの人はダッカのことをタカと発音します。
大体「マウンテンデュー」か「コーラ」を頼みます。バングラ滞在は8日だったのですが、20回は行きました。
こんな感じで、ショボンの家に泊まらせてもらったり、ゲストハウスに泊まったりしながら、バングラでの生活を送っていました。
次回、いよいよイード!