Eid Mubarak !!
はい、アッサラーム・アライクーム!!!
そして、イードモバラク!(ハッピーイードの意)
いよいよやってきました、イード当日。
では早速、その様子をお伝えしたいと思います。
朝7:00にショボンのお宅に集合した私たちは、ムスリムの伝統的な衣装に着替え、身支度を整えました。
ちなみにその衣装は「バンジャビ」といいます。
色や柄がたくさんあります。私は黒、リョースケくんは白のバンジャビでイードに参加しました。
朝イチで「モスク」という、ムスリムがお祈りをする建物に向かいます。
実際にお祈りをしたモスクは、写真を撮るのを忘れたので、違うモスクを載せます。
※モスクのイメージ図
さて、モスクの中で小一時間お祈りをします。
ショボン家族と一緒にお祈りをします。ショボンは相変わらずの良い奴で「僕のそばで僕と同じことをすればいいよ、写真撮影もノープロブレムさ!」と言ってくれます。
ちなみにこのお祈りは女人禁制です。
モスクの中は男性ばかりです。
モスク内のお祈りの様子
大勢の人々でぎゅうぎゅうです。
ちょっと偉い人。
少年もいます。
こういう絨毯の上で祈ります。方角等、全て決まっています。
向かって左が私、真ん中がショボン、右がリョースケくんです。
大人から子供まで、みんな一斉に祈りを捧げます。
同じ所作・作法で「祈りの場」には、不思議な一体感が生まれていました。
感じたことなんですが、とにかくこの時間この場所には「平和」しか存在しませんでした。
祈りの中の静けさ、お祈りが終わったあとのみんなの抱擁。
お祈りの後ショボン家に帰ると、イードの特別料理をご馳走してくれました。
「もう無理!」っていうぐらい出される料理。いっぱい食べる人が好きなショボンパパが、どんどん「まだ食べられるか!?」と聞いてきます。
イスラムの文化は「客をもてなす文化」で、この後ショボンの知り合いの家や親せきの家にも何軒かお邪魔させていただいたのですが、どのご家庭もビシバシおもてなししてくれました。
ムスリムの人達はお腹が一杯になったら、吐いてからまた食べるそうです。
恐るべしイード。
私はそこまで出来ませんでした。
最後に、
「イスラム教」と聞いて、「なんだかわからないが危険」と思っている人がいると思います。真っ先に浮かんでくるのは911のテロ、そして今はシリアとイラクで紛争を起こしているイスラム教スン二派の過激派組織だと思います。
それらは現実に起こったことですし、だからイスラム教に恐怖を感じるのも仕方がないことだと思います。
しかし、それらの事象の原因は、直接イスラム教の教えが原因になっているのではないと思います。インターネット環境がここまで発展・普及した現代、調べれば分かると思います。私がお祈りの時間に感じたこと、そしてショボン達との生活の中で感じたことは「平和」でした。
先入観って怖いですね。
次回「バングラってこんな国!」
P.S.大阪人2人がバンジャビ着たらこうなる。