日本人墓地跡記念公園
大戦後、約12000人の日本兵が、ソ連からモンゴルに連行され、モンゴルで抑留されました。そして、極寒の苛酷な環境で強制労働させられました。祖国の地を踏めなかったのは約1500人。この記念公園の中にある博物館には、その人達の名前と命日が刻まれていました。
私が今、こうやって旅に出られるのは、日本という国があるからです。そして日本がここまで発展したのは、戦時中、戦後に精一杯生きた先人が居たからです。ここモンゴルに親日的な人が多いのも、彼等やモンゴルに関わった人達が誠実だったからでしょう。
故郷を想い、この地で没した英霊達よ、安らかに眠って下さい。
博物館の中には仏像があるのですが、その仏像の手には日の丸が持たされています。安部総理が持たせたそうです。他にも天皇陛下の献花もありました。国がきちんと供養しているので安心しました。
写真のモニュメントは、天井の穴から日光が射すと、側面に日の丸が浮かびます。丁度その場面を写真におさめることが出来ました。
この公園には桜が何十本も植えられています。この記念公園を管理しているモンゴル人のおじさんは、桜や花の一本一本に毎日水をやってくれているそうです。そのおじさんは、私達に片言の日本語で、必死に説明してくれました。ありがとう。
これからも宜しくお願いします。