ウランバートル → ゴビ砂漠

ウランバートルから車でゴビ砂漠に向かう。市内から30分も走れば、景色の中に建物が見えなくなる。見えるのは青と白と黄緑の3色だけ。その3色が、地平線まで続いている。広大な土地過ぎて意味が分からない。

  舗装された道路も途切れ途切れになり、地道を走るときは車内がかなり強くシェイクされる。出発して1時間以内に、頭を2回と肩を5回車内にぶつけ、変な物を何回か目撃した時点で、カウントするのをやめた。

 

 

  ゴビは全体が砂のみ！という訳ではなく、全体的に短い草が生えている。綺麗な所はゴルフ場の芝の様になっている。砂ばかりなのは一部分だけらしい。一部分といっても、これだけ広大な土地なので、その面積はかなりのものだ。

 

 

  今のモンゴルは、季節でいうと春だ。春と聞くと穏やかな感じがするが、そうではない。モンゴルの春は感想していて風が強く、さらに天気が変わり易い。旅行には適さないらしい。ちなみにこの記事はゲルの中で書いているのだが、外は吹雪いている。（笑）

 

 

  曇り空なので生憎と星は見えないが、あと4日あるので、明日以降の天気に期待するばかりである。13時間もシェイクされ続けたので、地平線に沈む夕陽と満天の星空を見ないと帰れない。今日は、シェーカーの中でシェイクされるお酒の気持ちが分かりました。バーテンダーの皆さん、もっと優しくシェイクしてあげて下さい。

 

 

  しかし、ゲルの中は暑い。遊牧民のおじいちゃん、ストーブの火力強過ぎ！吹雪きの音を聞きながら、うっすら汗をかいている。   明日は晴れるといいなぁ。

 

 

P.S.  今のところ、モンゴリアン・デス・ワームとの接触はありません。見つけ次第捕獲したいとおもいます。

 

P.S.のP.S.  携帯の予測変換で「もん」と打った時点で「モンゴリアン・デス・ワーム」が出てくる29歳の独身男性は、私だけだと思いますっ！おやすみっ！