land mine
スオッ!
タイトルの単語を知っていますか?
地雷です。
その戦争は主にゲリラ戦だったので、地上の様々な場所に地雷が埋められました。
そして、戦争が終わっても地雷は埋められたままになっていました。
犠牲になるのは一般人です。誰がどこに埋めたなんて、記録は一切残っていません。
山を歩けば地雷がある。草原を歩けば地雷がある。そういう状態でした。
ですが今はNGOの撤去活動や、国際協力によって、ほとんどの地雷が撤去されているそうです。しかし、まだ埋まっている所には埋まっています。
山の中の遺跡の外れとかに。
で、なんでいきなり地雷やねん!と思っているそこの君っ!
なんでか?
行ってきたからに決まってるやんかいさっ!
カンボジア地雷博物館
てんまで行って来ました。道中、坊主頭のおばあちゃんに道を尋ねると、ばりばりクメール語で的確に(多分)教えてくれました。ありがとう、ばーちゃん。
NGOの組織名
リーダーのア・キラさん
各国で公演されてるらしいです。
博物館自体は規模が小さくて、正直30分あれば見学できます。しかし、施設内の中央に展示されている、撤去済の地雷や不発弾の量には衝撃を受けました。
こんだけじゃないです、コレは全体の一部です。
地雷撤去の仕方
様々な義足
子供サイズも展示されていました。
切なくなりました。
そらそーよな、大人は気をつけるけど、子供は遊びまわるもんな。
この写真に、いくつ地雷があるかわかりますか?
見学者に分かりやすいように、地表に出してくれています。
これが地中にある状態なら、私は踏まない自信はありません。
印象に残った地雷被害者の写真
何かを感じてもらえれば幸いです。
P.S. 帰り道に、また坊主頭のばーちゃんと会った。ニカッと笑ったら、ニカッと笑い返してくれた。なんだか幸せな気持ちになった。へコんだだけじゃなくて良かった。