何らかの形で人間は一生勉強し続けるのだと思うけれど、基礎は若いうちにサボらんときっちり学んでおいた方がいい！
ドバルダン！（セルビア語でこんにちはの意味）流石はスラブ系言語！
さて、次の移動のためのバスが土曜日しかないので、それまでだらだらとブダペスト観光をしている森です。
ブダペストはいいですよ～。何が良いってピザが１ピース１００円ぐらいで売ってるんですよ。しかも街中に沢山ピザ屋さんがある。毎日ピザ食べてます。
私、実は大のピザ好きで、そのピザ好き加減は「タートルズ」よりも上だと思っています。
タートルズ
皆さん、私の世代のタートルズはこんなんです。CGでかっこよく作られた今のタートルズとは年季が違います。タートルズが好き過ぎて、小さいとき一時期ずっと「カワーバンガー！」ゆーてた時期がありました。
アホな子ですねっ！
「えっ？それ見えてんの？見えるの？あっ、見えてるんだね～。」
っていう感じのハチマキの巻き方が好きです。
ちなみに私はドナテロ（紫のハチマキで棒術を使う亀）が一番好きでした。彼は天才で、IQ３００あります。まじかっこいい。
話が脱線しましたね。脱線ついでに、なんかブログの管理者ページがこんなんなってました。
「月間１０００PV（プレビュー）突破」したみたいです。
あざ～っす。
ブログ初心者なんで、この数字がしょぼいのか普通なのかすごいのか分かりませんが、
あざ～っす！
では、本編です。
ボスニアを後にした私は、日付が微妙なバスチケットを片手に「セルビア」の首都「ベオグラード」に向かいました。 バスターミナルでカウンターのおばちゃんに通訳してくれた若い女の人！ホンマにありがとうございましたっ！
で、ベオグラードでは宿をとりません。その日のうちの「ハンガリー」行きの夜行列車のチケットを買ったので、駅のクロークルーム（荷物を預ける場所）にメインバッグを預けて観光します。この方法はインドのタージマハルを見に行ったときと同じ方法です。
目当ての場所は２つ。
１ 聖サワ大聖堂
２ NATO空爆跡地
です。
ではでは１の大聖堂から。
ベオグラードには、「聖サワ大聖堂」という、世界最大級の正教会の大聖堂があります。
こんなん
あんね、写真では大きさが伝わらないんですが、写っている人間で大きさを測ってもらえたら、この大聖堂の大きさが分かると思います。
めっちゃデカかった。
天上めっちゃたっかいっ！！
最近になって気付いたんですが、どうやら私は
「天上が高かったらテンションが上がる体質」
みたいです。
この人、２０分ぐらい祈りながら泣いてはった。
何か懺悔してはったんやろか。
でもスニッカーズあげたら笑ってた。笑
大聖堂の美しさと壮大さを味わった私は目的地２に向かいました。
このNATO空爆の跡地は日本にある「原爆ドーム」と同じような目的で残されているそうです。戒めですかね。
東欧革命（ユーゴ解体）の後期、コソボ紛争のときにNATOがセルビアを空爆しました。その跡が１か所だけ残っています。
生で空爆の跡を見るのは原爆ドーム以来２回目です。
え？どこが空爆の跡地なん？
てなるでしょ？
中央の道路を挟んで両側の建物です。周囲は普通に都会なので分かりにくいかもしれませんね。
でも近くで見るとわかります。
周囲は柵で囲まれています。
酷い
空爆が行われたのは１９９９年。
今から１５年前か。
跡地に面した歩道は、こういう風に防護されていました。
さてさて、そもそもなんでセルビアが空爆されたん？とか、ユーゴって？とか、沢山の「？」が頭に浮かんだ人が大勢いると思います。
私も長期の旅行をして、現地で学んだことが沢山あります。私は中学・高校と、ろくに授業を聞いていませんでした。つまりサボりまくってました。そのままサボり続けていたら、恐らく今みたいな長期旅行には出ていなかったと思いますし、定時制の高校ぐらいで野たれ死んでいたかもしれません。（大袈裟ではなく、恥ずかしながらそういう生活をしていました。）
でもひょんなことから定時制の高校時代に読書に興味を持ち、大学では働きながらですが一生懸命に勉強しました。多分大学時代が一番勉強したと思います。（そこで宗教学の先生が面白かったので宗教に偏った勉強になった時期もあるのですが・・・。苦笑）
で、です。今回のタイトル。そのまんまです。日本の学生は日本の学生にしかない苦しみがあるのは知っています。人間関係で悩んだり、習い事で時間的に余裕がなかったり、各家庭の辛い事情もあると思います。ですが「何のために勉強するの？」や「勉強なんかしても意味ないやん！」とは言わないで下さい。
勉強は必ず自分の人生を豊かにしてくれます。知らないことを知る喜びを探してみて下さい。この世界は皆さんが生きている現実です。ちゃんと現実のことを学ばないと、ちゃんと世界を理解することが出来ないと思います。
そしてこの情報が氾濫している今、何が正しくて何がそうでないのかを判断できる物差しを作って下さい。でないと、訳が分からないまま世界の流れに飲み込まれてしまうことになります。自分が大変な状況になってからでは遅いこともありますしね。
なんでこんなことをいうのか？
いや、前々から思ってたんですよ。今まで行った色んな国の人から
「日本人の若い人は、だんだんバカになっていってるね。このままでは日本はダメになるね。」
と結構言われました。私はそんなに日本のことを知っているわけではありませんが、確かに日本で暮らしていてそう感じていたことも事実。自分も含めてですが。苦笑
更に、アジア・中東・ヨーロッパと、世界の若い人達は（旅行中に出会った人達）世界のことをしっかり知ろうとしていました。では日本の若い世代はそうではないのか？といわれれば一概には言えないかもしれません。でも、多数の視線が内側に向いているのも事実だと思います。
せっかく日本は恵まれた環境があるのだから、若いうちにしっかり勉強して、その基礎を利用してもっと多くのことを知って欲しいと思います。
なぜ今更こんなことを書いたのか？それは自分の過ぎ去った中学・高校時代を後悔しているからかも知れません。そして今までの旅で、世界はちゃんと繋がっていることを実感したからかもしれません。
長くなりましたので、続きは次回っ！
チャーオ～！
