南米バイク旅⑩ チンボラソ→クエンカ
はいどーも~、オーラーッ!!この旅に出て4回目の脱皮が始まっている森です。水シャワーが気持ちいいです。あ~、でもナイロンのタオルで背中洗いたいっ!!!
ではでは、前回の続きですっ!
チンボラソと満点の星空を堪能した私は、「クエンカ」という街を目指しました。特に目的はありません。ただ南下しただけっす。
また雲の中を走り
ブタを丸ごと炙ってるお兄ちゃんを見つけ。
将来は炙られるのであろうブタさんも見つけ。
ずっと食べてるなぁ。
途中で小さな村に立ち寄りました。
奇跡的な表情のおじいちゃん
乗合いトラックバスの発着所だったみたいです。
平和そうな村です。
小川を越え
ひたすら山道を走ると
今まで越えて来た山たちが見えました。
あ~、もうこんなに走ったんやな。
この辺りになって気付いたことが1つあります。
気付いたというか、なんとなく自然と思ったんですが、絶景って道端にあるんやなって思いました。別にお金出してツアーに申し込んだりしなくても(特殊な場所は必要かもねっ!)普通の道をときどき止まって周りを見回してみると、そこには絶景が広がっている。
大切なのは、その絶景に気付くかどうかってこと。
そんで、絶景やなって感じられるかってことなんかなと思いました。
南米おそるべしっ!!!
いやホンマね、今まであんまりツアー申し込んだり、アクティビティーに参加したりしてこなかったんですけど。(制限とかあって自由度が少ないから)私にはこのバイク旅が自分にとっての1番のアクティビティやなと、ふとそう感じたわけですよ。
感謝っ!!
多分、多くの人が「バイクで南米を周る」ことについて、理解できないと思います。ま~危険っちゃー危険ですからね。でも、私にとってはこれがベストな旅の仕方なんです。バイクの運転の技術からメンテナンスも自分次第。街に着いてからバイク屋を探してパーツの値段を調べたり、一緒に作業したり。その土地独特のバイクのカスタムがあるのも楽しい。どこにいっても日本のメーカーは褒めてもらえるし。私には嬉しいことだらけです。
そりゃ辛いことや危険なこと、ままならないこともありますが、私はバイク旅を選んでよかったなと思っています。
こんなしみじみ書いていますが、走っている最中にかなりの確率で奥田民生の「さすらい」を熱唱しているのはここだけの話です。
辛いときは爆風スランプの「旅人」を歌ってます。
さて、そろそろエクアドル編も終盤です。
次回、マジか、コレが南米か・・・。
伊達にあの世は見てねーぜっ!!