南米バイク旅⑮ チャチャポヤス→セレディン
はいどーも~、オーラッ♪標高3500mの高地で(気温10℃くらい)水シャワーを浴びたら、全身から湯気が出てきた森です。もはや意味不明の体験です。でも少しだけケンシロウになった気分を味わえました。さらに、最安値の宿に泊まったんですが、朝起きたら荷物に見たことないぐらい大きいナメクジが付いてました。見たことないぐらい大きなクモじゃなくて良かったです。
体長15cmぐらいあったナメクジ
触った感じ硬かったけど、多分ナメクジ・・・・や・・と・・・思う・・・。
はい、ではチャチャポヤスでのことはおいおい書いていくとして、それ以降のレポートです。チャチャポヤスは寒い上に雨が凄かったので、とにかく雨に嫌気が差してひたすら雨の少ない低地な平地を目指しました。
この辺りはアンデス山脈が嫌いになるぐらい悪路が多かったです。
アスファルトの上に砂とか小石とか砂利はマジ勘弁してほしい。
簡単に滑るのね、二輪はね。
しかもほとんどがカーブに絡んでるしね。
川沿いギリギリの道は晴れていたので、
標高が高くて寒いうえに雨が多いから全然乾かない洗濯物(パンツと靴下)を乾かしながら走ります。
途中で見つけた
よくここまで曲げて作れましたねっ!っていう橋をスル―し、
プレインカの博物館も華麗にスル―します。
そして山の中を走り続けること10時間・・・
ここは本当に挫けそうになった・・・
アカン・・・もうアカン・・・って思うたびに頭の中に出てくる
この人
「スラムダンク」はそろそろ日本の国宝にしてもいいと思う。
この人に励まされ続け、くっそ寒い土砂降りの中を走り続けました。今までの人生で辛かったことを思い出して
「あの時よりはマシッ!!まだ大丈夫っ!」と自分を励ましながら走り続け、「セレディン」という街に着いたのは19:30。
そこからまた安い宿を探し、荷物全てを乾かすために全部広げ。
やっと休むことが出来た森でした。
ここに滞在中(3日間)毎朝食べてた屋台の謎のプレート。
白い四角いのはイカっぽいです。
この街は壊滅的に見所がないのですが、親切なバイク屋さんがあったので助かりました。
パーツ屋さんや洗車場を教えてくれたり、更には設備や工具を全て使わせてくれたので、
オイル交換、エアクリーナー洗浄、チェーンの初期伸びを張る、フロントのセンター出しと、充実したメンテナンスができました。
更に、二つ星ホテルなのに15ソルという破格の宿にも巡り会え、頑張りが報われた気がしました。
次回「えっ!?そこスル―する!?」