南米バイク旅 68 今日ほど重力に感謝した日はない。そんな今日は重力記念日っ!
うぉぉぉぉおおおおおらぁぁぁぁぁぁーーー!森です。タンゴって生で見たらムーディーですね。なんか今泊まってる宿にタンゴ教室の営業がきて踊っていきはりました。セーーーーーーーークスィィィーーーーーーー!!
ほんまにごめんな、アホ丸出しな30歳で・・・。
ほい、ではやっとリアルタイムに追いつきました。のっけからハイテンションな理由はそこですなっ!
そんなテンション高めの30歳はコルドバで何をしていたのか?
①ホットシャワーを心行くまで楽しんでから溜まった洗濯物を洗う。
②結露で濡れてしまったテントと寝袋を干す。
③キャンプ用のガス缶を買う。
①と②はやる気の問題なんで滞りなく済んだのですが、③で行き詰ってまして・・・。
まずこれ、これが私が使っている調理用のガス缶ね。
コロンビアで買いました。
ブタン・プロパンの混合ガスね。
こっちがバーナーね。これもコロンビアで購入。
えっとね、ボリビアで会った旅行者が「アルゼンチンとチリはどこでもガス缶売ってるよ!」と言っていたので高を括ってたのですが、
この差込口のヤツが売ってない。
ねじ込み式とか奥行きが浅いのばっかりで使えない。
宿のスタッフさんに店の場所を聞いてアウトドアショップに行きました。
もちろんそのお店では売っていなかったので、違う店を教えてもらったりしたのですが、10軒以上はしごしたけどこのタイプだけ売ってない・・・。
で、色々と考えました。
①違うタイプのガス缶を買って、差込口を加工して使う。
→流石に使用中にガス漏れしたら危険なので却下。
②バーナーを買い替える。
→高いから無理。すでに1つ持ってるのに、6000円以上の出費は痛い。却下。
③バーナー側の差込口を加工する。
→①と同じ理由で却下。
今までもこのタイプのガス缶が売っていなかったので、なるべく節約して使ってたのに・・・。
だから薪を拾って直火で調理してたりしたのに・・・。直火でやったから鍋が真っ黒になったのに・・・。
諦めたくないなぁ~。
と、悪あがきして色々調べた結果。第四の選択肢が浮かんできました。
④カセットコンロのガスボンベ買って、詰め替えればいいじゃーん!
→どうやら詰め替えは可能らしい。(ベテランキャンパー達の間ではメジャーな方法らしい)
よしっ、これでいこうっ!
と、④を選択。でも専用の器具(アタッチメントみたいなん)が必要みたい。そらそーやな、カセットコンロのボンベとキャンプ用のガス缶は口の径が違うもんな。しかしそんなものはここいらでは売ってない。どうしよう。
作るか・・・。でも材料の名前調べるのめんどいし、ましてやその材料を売っている店をまた探さないといけない。あーめんどくせー。
そこで変顔をしながらも小一時間真剣に考えているとひらめきました。
森、ひらめきましたよーっ!
よし、タバコ屋さんに行こう!
で、買ってきたのが
これ!ガスライター用のガスボンベ。
(パッケージのイラストの奴がめっちゃ悪さしそうで嫌)
ちゃんと「GAS BUTANO」(ブタンガス)って書いてるでしょ?
でも大切なのはそこじゃない。
大切なのは
ライター用のガスボンベにはだいたい付属しているコレね!(黄色いヤツ)
まともな道具や材料がない所で無理して作らなくても、コイツを流用すればいいじゃーん!
うん、なんだかいけそうな予感がする・・・。
結果発表~!!!
大成功ですっ!
ボンベ内のガスは液化ガスなので、キャンプ用のガス缶を下・カセットコンロのボンベを上にすると、重力によって下に流れていく。なので、接続部分の気密性さえ確保できれば問題なしっ!
重力、ありがとうっ!!
最初は詰め替え時に、キャンプのガス缶側から少しガス漏れしました。が、アタッチメントにビニールテープを適量巻いてあげれば解決しました。
うわなにコレめっちゃ便利やんっ!
もっと早く気付けばガス使いたい放題やったやんっ!
カセットコンロのボンベはキャンプ用ガス缶の半額ぐらいで売ってるし経済的やんっ!
これで毎日米炊けるやんっ!
寒い時は暖かいコーヒーが飲み放題やんっ!!
ひやーーーほぉぉぉーーーいっ!(後半が上がり気味で)
はい、無事に問題解決しました。
P.S.コルドバにもゲバラが通っていた大学があるのですが、写真はありません。やー、普通の大学やで!明日からまた移動っ!れっつ北上!!
あ、詰め替え後に試しに使ってみましたが普通に使えました。でも危険なので良い子はマネしないで下さい。