お前は俺のかーちゃんかっ！！いや、オレのかーちゃんはこの世で由美子だけっ！！
はいどーも～、森です。ヨシアキって外国の人には発音しにくいらしく（特にヨシの部分）、イングリッシュネームを本気で考えようかを考えている森です。でも多分イングリッシュネームはいらないやっ、あえて難しいヨシでいこう！
イスラエルから向かうのはトルコです。空路でサクッと移動するのですが、問題が１つありました。それは空港のセキュリティ。私が利用する「ベングリオン空港」は、世界で最も出国検査が厳しいとか厳しくないとか。情報では「出発の３時間半前には空港に着いていた方が無難」とありました。でも「ベングリオン空港、旅行者の荷物検査を簡略化」という情報もありました。う～ん、早めに行くのが無難か・・・。
～出発当日～
飛行機の出発時間は午後１２：００なので、６時に宿をチェックアウトし、８：３０に空港に到着しました。すると、チェックイン前にいきなり空港の女性スタッフから質問責めに・・・。
女性スタッフ、パスポートを見ながら
スタッフ（以下 ス ）「イスラエルには何しに来たの？」
森 「観光だよ。」
ス「イスラエルではどこにいったの？」
森「エルサレムと死海だよ。」
ス「イスラエルには何日滞在してどのホテルに泊まっていたの？」
森「５日間、ココのホテルにずっと泊まっていたよ。」
ス「なんで５日しか滞在しないの？」
森「イスラエルは物価が高いんだよ、あまり長く滞在できないよ。節約してるんだ。」
ス「イスラエルで友達はできた？」
森「イスラエル人の友達は出来ていないなけど、コスタリカ人と友達になったよ。」
ス「誰かに何か貰ったりした？」
森「いいや、何も貰ってないよ。」
ス「誰がこの荷物をパッキングしたの？」
森「私が自分でパッキングしましたが何か？」
ス「どこにこの荷物を保管していたの？」
森「ホテルの自分の部屋に置いていたよ。」
ス「武器は持ってる？」
森「持ってないよ。」
ス「エジプトに行った目的は？」
森「観光だよ。ピラミッドが見たかったんだ。」
ス「エジプトではどこに行ったの？」
森「カイロとダハブだよ。」
ス「ダハブでは何をしたの？」
森「シュノーケリングだよ。海が綺麗だったんだ。」
ス「エジプトに何日滞在してどこのホテルに泊まったの？」
森「２週間ぐらいかな。カイロではこのホテル、ダハブではこのホテルね。」
ス「今までどこの国を旅行したの？」
森「いっぱいだよ。中国・モンゴル・ベトナム・カンボジア・タイ・ミャンマー・インド・ネパール・エジプト。ってゆーかパスポートに書いてるじゃん。」
ス「何のために旅行するの？」
森「世界中を見たいんだ。」
ス「長期間の旅行ね、資金はどうしているの？」
森「頑張って貯めたんだよ。」
ス「どうやってお金を貯めたの？」
森「働いて貯めたんだよ。」
ス「日本ではどんな仕事をしていたの？」
森「学校の先生だよ。」
ス「何を教えていたの？」
森「日本語だよ。」
ス「給与はいくらだったの？」
森「大体これぐらい（スマホで米ドルで見せる）」
ス「トルコの次はどこにいくの？」
森「ブルガリアだよ。」
ス「なんでブルガリアに行くの？」
森「美しい教会があるんだ。」
ス「なんで教会が見たいの？あなたクリスチャンじゃないでしょ？」
森「私は仏教徒だよ。美しいから見たいんだよ。」
ス「あなたそんなに英語が喋れないのにどーするの？」
森「ボディーランゲージとか、なんとかなるもんだよ。」
ス「ブルガリアの次はどこに行くの？」
森「まだ決めていないけど、多分ギリシャかな。」
お前はオレのかーちゃんかっ！！！
忘れましたが他にも色々聞かれ、１時間程度の質問（尋問）の後、荷物チェックに突入しました。
せっかく綺麗＆芸術的にパッキングしたのに、預け荷物の中身を全て出されました。
石鹸の中・寝袋・衣類の袋・電子機器の袋、すべて開封されて目視でチェック後、X線検査されます。
何故そこまでされるのか？
他の西洋人達はあっさり通過しているじゃないか。
そりゃね、こっちの態度も悪くなりますよ。
質問１時間、預け荷物検査１時間、そして最後に手荷物検査１時間。
最後の身体検査では靴下の中・ズボンの中までチェックされ、私自身もX線で検査されました。他の旅行客は手荷物検査だけだったのにね～。
北大生のISIS参加未遂が影響してんのかな～。
ま、なんだかんだで飛行機には間に合ったので良かったです。
気分はかなり悪かったですが、なんとか無事に出国できましたとさ。
イスラエル、来て良かったとは思いますが、もう二度と来たいとは思いません。
P.S. あんだけ荷物チェックして「ライター」は没収したのに、「ツールナイフ」はスル―なんですね。ドキドキして損したよっ！
