ホームとかアウェイに関係なく、ときには立ち向かうことも必要。
オーラーッ!!はいどーも~、パナマは今までのどの中米諸国よりも暑くて困っている森です。炭酸飲料と冷えた果物が美味しいです。
さて、エルサルバドルのサントアナを早朝6時に出発した私は「ホンジュラス」といういまいち面白いたとえが浮かばない国にやってきました。
エルサルバドルとホンジュラスの国境
両替屋のおっちゃんが実勢レートで両替してくれました。
流石は両替商、めっちゃ札束もってはる。
ホンジュラスのチキンバスはちょっとゆとりがありました。
いつものように「ヘイッ、セニョール!○○に行きたいんだけどっ!!」で、バスが乗り換えられます。
だがしかしっ!ホンジュラスとニカラグアの国境に着いたときには辺りは真っ暗(懲りてない)
バンッバン馬とか走ってるし・・・。
イミグレーションも閉まっていたので、宿をとるか野宿にするか迷った挙句・・・。
とりあえず店屋さんでコーラを飲むことにしました。
で、店のお兄ちゃん(17歳)と話していたら、変な人影が私に近づいてきました。なんか様子が変なうえに、ドラクエの初期装備みたいな棍棒も持ってるし。
最初は相手にせずにお兄ちゃんと話していたのですが、その変な人(以下「棍棒」とする)が私の荷物をパシパシと叩いてきました。とりあえず穏便に済ませようと、荷物を自分の方に寄せました。
お兄ちゃん(名前はナルスなんとかだったので、以下「ナル」とする。)がジェスチャーで
「この人ちょっとおかしいから相手にしない方がいい。」
とやっていました。私は忠告を聞き入れて、ナルと家族の話や日本での仕事の話やイミグレは何時に開くのかなどを話していました。
棍棒は相変わらず私の近くでこっちの様子を伺っていました。そして、私の方に寄せた荷物を今度は手ではなく棍棒でバシバシと叩いてきたので、流石に腹が立ち
「Vas! Tu Vas!!」(お前どっかいけ!)
と言った矢先に棍棒が、いきなり私の飲みかけのコーラをテーブルから奪い去りました。
意味が分からない。
「No! No!」と頭を横に振りながら言っても返す様子がない。
集まってくるギャラリー。
ギャラリーはなんか喚いてました。
うん、コイツ、話しても分からんヤツや。と判断したのと、余り日本人旅行者がナメられるのも嫌だったので。柵(柵がテーブルみたいになっている)を飛び越えて棍棒の棍棒を蹴り飛ばして(コーラは守りたかった)、棍棒のヨレヨレのTシャツの首元を掴んだらビリビリち破れたところで、ナルとナルの親父さんらしき人が止めに入ってくれました。
私が押さえられていたときに、目の前で私のコーラが棍棒に飲まれたことにとてつもなく腹が立ちました。
まーでも止めてくれたナルと親父さんに感謝です。その後は近くの宿も教えてくれて、ホンジュラスの国境で1泊となりました。
命があって良かったなと、今では反省しています。あのとき、地元の人間がみんな棍棒側についてたら、私はもっと酷い目に遭っていたでしょうし。
長期間海外を旅行していると、本当に色々とありますねっ!!
みなさんも、お気を付け下さいっ!!
宿っ!!!
翌朝に撮影
向こう側がトイレとシャワーです。
なぜ窓を壁で塞ぐ???
シャワールーム
当然の水シャワー
シャワーっていうより水道管ですやんっ!!
$10のところを200%の笑顔で頼んだら$7にまけてくれたっ♪