今はただ待つのみっ!
はいどーも~、オーラーッ!!今日は馴らし運転がてらに近くの街まで往復200kmのショートツーリングに行って来ました森です。コロンビアやばいです、メデジン周辺の道は日本の道路のクオリティにひけをとらないです。
さてさて、前回の続きです。コロンビアのメデジンでバイクを買おうと思っている人には有益な情報です。
前回紹介したExposiciones駅の近くで「あーでもない、こーでもない。」と言いながら何日も徘徊していた私に声をかけてくれたのは、
前回も紹介した、このナイスガイ達でした。
ナイスガイ曰く「ここから少し離れたラパスって所なら、きっとアンタが探しているようなバイクがあると思うぜっ!!!」とのこと。道を聞いたら、なんと車で連れて行ってくれるそうなので、お言葉に甘えて乗せてもらいました。
ココですっ!
ここが私が新しく開拓したフィールドです。青のピンがメトロの「Prado駅」で、赤のピンで挟んでいるCalle58Esteという通りが中古バイク天国となっています。
ばばんっ!
ばばばんっ!!
ちなみに普通は売り物のバイクには「SE VENDE」という札が掛かっているのですが。ここでは何も掛かっていない状態で売っています。
つまり、
この通り沿いに並んでいるバイクは全て売り物ですっ!!!
キーーーーーーターーーー!!!(*´Д`)
はい、もちろん交渉しましたよ~。
しかもかなりの激安価格!!!
5時間近くかけて軽く20台は交渉したり試乗したりしました。
ですが残念なことに、やはり安いバイクには致命的な故障がありました。多分、ここで売られている5割ぐらいは事故車だと思います。
なので、せっかく連れてきて貰ったにも関わらず、この場所での購入とはなりませんでした。
価格と車両の状態から察するに、ここはExposicionesの中古バイク屋さんの様な「業者さん」が商品を仕入れるための場所なのかなと思います。
ここいらで一つ、これから南米をバイクで旅行したい人にアドバイスです。バイクでどんな道(舗装路かそうでないか)を走るのかは分かりませんが、2ストより4ストのバイクにしましょう。私も初めはパワフルな2ストが欲しかったのですが、いかんせん燃費が悪いので諦めました。南米ぐるっと一周となると移動距離が長くなるので、燃費の良さは重要です。
そして中古バイクを買うときは、念入りに現物をチェックしましょう。今までメデジンの中古バイク屋さんで何十台もバイクを見ましたが、やはり中古は危険です。日本の様に、修理してから売るのに「純正パーツ」が付いていることはまずありません。あったとしてもメーカーの正規店ぐらいです。
よくあったのが
・エンジンのクラック
・密閉部分のシール不足
・メーターが壊れている(そもそも走行距離なんてあてにならない)
・ボルトの頭が飛んでいる。
・キャブのマニホールドが破れている、サイズが合っていない。
・フロントサスのオイル漏れ
・エンジンマウントが1つ無くなっている。
・年式が分からない
・ケーブル類の破損
・スタンドが曲がっている
などなどです。
こっちの修理方法は東南アジアと似ていて、「サイズが合えば付ける・合わなくても何とかして付ける」といった感じなので、エンジンが実働であったとしてもミラクルで動いている可能性もあります。
そして、見た目は綺麗にされていても、しっかりとチェックすることをお薦めします。
上記のこと+書類をきちんと準備してくれるのかが不明だったので、今回はこの場所で購入しませんでした。
購入前のKAIDA
結局はSUZUKIの正規店の中古車っていう・・・。笑
(決して販売員のお姉さんが可愛かったからとかではないからねっ!!)
ちなみにKAIDAの基本情報は
排気量:125cc
乾燥重量:113kg
最大出力:12.5馬力
エンジン:4ストローク 単気筒 空冷
パワーバンド:7000~8000回転
始動方式:セルのみ
タンク容量:10L
ブレーキ:フロントがディスク リアがドラム
総走行距離:94000km
その他 燃費が良い。走行距離10万キロ越えのバイクに乗ることができる。
12.5馬力あるなら良しとしましょうか。メデジン周辺の山を走るのにも、なかなか楽しめましたし。
現在はバイクの名義変更の書類待ちです。その書類が完成したら南米バイク旅を開始したいと思います。
しかし、
めっちゃセパハンにしたいっ!!!
P.S. いつの間にかスポンジボブがマッチョになってた