南米バイク旅④ ポパヤン→イピアレス

　はいどーも～、オーラ―ッ！！！リアルタイムはエクアドルの首都「キト」に居ます。やっと１泊＄１０以下の宿に辿り着いたので、ちょっとゆっくりしたいなんて甘ったれたことを考えている森です。あ、エクアドルでは後７時間で３０歳になってしまいます。日本ではすでに私は３０歳になっているんでしょうね・・・。

はぁ・・・・精一杯生きてきたら

いつの間にか三十路・・・。

まさか３０歳の誕生日を海外で迎えるとは思ってなかった・・・。

 人生って、本当に何が起こるか分からないですね。

ま、でも男は３０過ぎてからって言いますもんねっ！これからはカッコイイおっさんを目指したいと思います。

あ、そうそう、LINEでメッセージをくれた皆さんありがとうございました。

お蔭で１人寂しく誕生日を迎えなくて済みました。感謝です！

ではでは３０歳になっても「黒巻き髪」は続くので、レポートしたいと思います。

もう少しお付き合い下さい。

　ポパヤンからイピアレスの移動は、とにかく疲れました。その移動距離なんと

３３０km

でもね、景色が良いのと、３３０kmの８割が山道で且つワインディングだったこともあって楽しんで移動することができました。

コロンビアはずっと景色が良いし道路も綺麗なので、本当に楽しんで運転できてます。日本のライダー達には是非オススメしたいです。運転中にふと「もしかしたら私は「とっても贅沢なこと」をしているんじゃないかな。」と思いました。

思えば初めてバイクに跨ったのが、かれこれ１０年以上も前の話。あのとき、初めて感じたエンジンの鼓動と力強さに感動したのを覚えています。

バイクさえあったらオレはどこにでもいける！と、おバカな子供だった私は、割と本気でそう思いました。

それから幾年も歳月が流れ、西日本をバイクで周り・会ったこともない父方のお婆ちゃんに石川県までバイクで会いにいき・ベトナムとカンボジアをバイクで旅して・今は南米をバイク旅行しています。

もしかしたら、あの頃思ったことはあながち間違ってなかったんじゃないかと思う今日この頃。

だってこんな道（写真中央の少しへこんでる所）走ってんやもん！！！

南米のデスロードを楽しみにしているのですが、デスロード的な道は多々あります。笑

はいでは、ここからが本題です。

ポパヤンを８：００頃出発した私は

雲の中を走り

結構本気で前が見えなかった

サボテン山を越え

本当にサボテンだらけ

ひげもじゃ山も越え

なにこの植物きもちわるい。

※ネーミングセンスが「カチカチ山」レベルなのは許して下さい。

ぽっかり浮かぶ雲を見ながら一服し。

やっと快晴で適温な場所までやってきました。

いやぁ～、標高が高いから

ガチで寒いっ！！

でも標高が下がってくると陽射しがあるので温かいです。

意味不明な鳥も気持ちよさそうです。

道中の休憩で食べた「アレパ」。

何かの粉で生地を作って揚げたものです。

他にも焼いたアレパもあります。

ブレーキって何？？？という気持ちになるぐらい走りやすい道。

見た目はこんなに爽やかでも、道端で休憩していると

噛まれたら大変なことになりそうなアリがいます。

なので、おちおち道端で横になることもできません。

あ～、もう今日一日でどんだけ山越えんねんっ！二桁は超えてるよなっ！

ってぐらい山が続きます。

集中力が切れては休憩することを繰り返し、なんとか走り切った３３０km。

エクアドルに近づくにつれ

俄然ガソリーナが安くなってきます。

メデジンやカリの都市部では１gal が大体８０００ペソでした。

1galは約４Lです。（中段がレギュラーです）

エクアドルに入ったらもっと安いんやろなぁ～と思いながら、やっとの思いで国境の街「イピアレス」に着いた森でした。

P.S.　奥の丘の方が安全じゃないでしょうか。そっか、そこの草の方が美味しいんだね、牛さんグッルメ～♪

P.S.のP.S.　実はこのイピアレス→エクアドルのルートは、反政府ゲリラが潜伏している地域です。今ではかなりマシになったみたいですが、少し前に知り合いの旅行者のそのまた友達の韓国人旅行者がバス強盗に遭って荷物を全て奪われたそうです。

そう、ゲリラに遭うか遭わないかは

あなた次第っ！！！