南米バイク旅⑱ 首都リマ？スル―スル―♪

　はいどーも～、オーラ―ッ！！リアルタイムはマチュピチュ村にいる森です。そうです、この記事はマチュピチュ遺跡の麓で書いています。さて、もう4月ですねっ！日本では新年度の幕開けですね。桜も満開なんでしょうね～。

あ～、桜見たい。

今まで色んな景色を見てきましたが、とどのつまり日本人にとっての1番の絶景って、やっぱり満開の桜だと思うんです。

あんな美しい花はなかなかないですよ。

と、日本の春を恋しく思っていてもここは南米ペルー。来年度の桜を楽しみにしつつ旅の続きを綴りたいと思います。

　リマの手前で１拍した私は、溜まっていた洗濯物を全てやっつけ、久し振りに乾いた靴を履きテンションＭＡＸで南を目指しました。（高地ではずっと靴が乾かず過ごしてたからめっちゃ嬉しかった。）

関係ないですけど、洗濯物がすぐ乾くって恵まれてるんですね。

さて、チンバトを南下していくと「リマ」というペルーの首都に行き着くのですが、私はそのリマを華麗に

スル―しますっ！！

うん、世界遺産の旧市街とかもうお腹いっぱいです。

しかもめっちゃデカイしね、大きすぎる街はバイクで動きにくいんですよ。

一方通行ばっかりで目的地に着かないしね。

リマで撮った写真はこの２枚だけっ！笑

２枚とも渋滞中の様子です。久し振りの渋滞です。２枚目なんか、いっつもスリ抜けする間で飲み物売ってっからね。中南米では当たり前の風景です。久しぶりに見たわ。

なんしね、車両は多いし渋滞するし運転マナーは最悪やしで、滞在する気になりませんでした。こんな大胆な変更が出来るのもバイク旅の自由な所ですかね。

リマでの滞在時間は４時間です。渋滞に時間をとられたのもあるんですが、ＫＡＩＤＡのスピードメーターのタイヤ側のパーツが壊れまして、バイク通りを探してパーツを探して交換してたら４時間もかかりました。

いや～、知らない国の大都市でバイクの部品探すのって大変ですなっ！！

なのでチンバトからリマまでの５００ｋｍはメーターに加算されていません。

（オイル交換めんどいな、覚えとかな・・・。）

リマでパーツを新しくして出発です。やっぱり新品のパーツはサクサク動いてくれるっ！！

目指すは「ＩＣＡ」という街です。

そう、イカです。イーカでもいいですが、私はイカって呼んでます。

私の名前は義昌（よしあき）っていうんですが、小さいころは母ちゃんや親せきのおばちゃん、友達のお母さんから「よっちゃん」て呼ばれてました。

でね、駄菓子で

「よっちゃん」てイカのお菓子があるんですよ。

小さい頃は「よっちゃん」て呼ばれる度に

心の中で

「誰が「よっちゃん」じゃっ！わしゃーイカかっ！！！」

とささやかな反抗期を繰り広げていたのはここだけの話です。

ちなみにＩＣＡにイカは居ませんが、イカに着くまでには

めっちゃでかい「インカコーラ」があります。

インカコーラはこっちではメジャーな炭酸飲料です。みんなコカ・コーラよりインカコーラ飲んでます。味は甘ったるい感じっす。

でも少し高いので、私は「ＯＲＯ」という意味不明な同じ色のドリンクを好んで飲んでます。同じ５００ｍｌでもインカコーラは２ソルでＯＲＯは１ソルと半額なんです。味はさほど変わりません。

インカ繋がりで、もう１つ。今お世話になっているのがこのタバコ「ＩＮＣＡ」です。

都市部だと４ソルぐらいですが、小さい街や村では２ソルで売ってます。多分２ソルが底値だと思います。

２ソルで見つけたときは２カートン買いました。笑

でっかいインカコーラをさらに進んでいくと

日本では酒屋さんか何かで使われていたと思われるトラックに出会ったりします。イカまでこのトラックと抜いたり抜かれたりを繰り返してました。

砂漠の夕日が目にしみる・・・。

５００ｋｍ以上の大移動だったのでかなり疲れました。何が辛いって

めっちゃケツ痛いねんっ！！

はいすいません、私のナイスヒップのことはどうでもいいですね。

で、イカに着いたんですが、想像以上の物価が高かったです。

今までは高くても１５ソルの宿に泊まっていたんですが、イカはどんなに探しても２５ソルが底値でした。結構ボロめのローカル宿でも３０ソルとか平気で言ってきてビックリした。

なので、イチかバチかで目的地の「砂漠の中にあるオアシス」に行って宿を探すことにしました。

イカの近くには「ワカチナ」というオアシスが、砂漠の中にポツンとあるみたいなんです。ちょっと見てみたいなと思ったので向かいました。

で、交渉の末やっと１５ソルでチェックイン。もう辺りは真っ暗だったので、オアシスには翌朝向かうことに・・・・。

翌朝

び・・・微妙～～～。

あーなんか失敗した感じするっ！確かに前日の深夜にヨーロピアンが騒いでたから嫌な予感はしてたけど・・・。

なんか結構ヨーロピアン好みに観光地化された場所だったみたいです。

特に水が綺麗とか、そんなんではなかったです。少し期待して行った分、ハードルが上がってたんですかね～。

風紋もあるっちゃあるんやけど・・・。

今までの道端の名もなき景色達のせいで、目が肥えたんですかね。

うん、ここは正直に言わせてもらいます。

水や食料は観光地価格（大体２倍ぐらいの値段）やし、そんなに美しい景観ではない。

個人的な意見としては

来る価値なしですなっ！！

と、ガッカリした私の気持ちをここで吐き出させて下さい。

次回、地球で最も大きい絵。