南米バイク旅 65 日本に招かれたアルゼンチンライダー
はいどーもー、オーラーッ!!そーいや昨日って七夕やったんですね。忘れてた。キャンプ用のガス缶を探すのに頭がいっぱいで七夕を忘れてた森です。織姫さんと彦星さんすんません。皆さんは短冊に願い事を書きましたか?
もし私がいま短冊に願い事を書くなら
「43度ぐらいのお湯を張った熱めの湯船に浸かれますように。」です。
寒いのが苦手なのに、この時期の南半球を南下しながら野宿してたらこうなりますね。必然です。
はい、ではブエノスアイレスからその後を書いていきたいと思いマックスファクター。
ブエノスアイレスに着いてから色々と考えて、もうバイクチームのネットワークにお世話になるのはやめようという結論に至りました。
そんな森は行けるとこまで南下してみようと考え、南を目指しました。
で、ブエノスアイレスから南に下ること300km。
やってきましたAZUL(アスール)という街。
途中、くっそ寒いのに雨に降られて心が折れそうになりながらも頑張ってアスールまでやってきたのは、会いたい人がいたから。
この人です。
ホルヘさん。
ホルヘがやってるライダーズハウス。
このライダーズハウス、南米を走るライダーの間では有名なところです。
向かって右に日本て書いてあるでしょ?
実は、ホルヘにお世話になった日本人ライダー達が少しづつお金を出し合って、2005年にホルヘを日本に招待したそうです。
ええ話や・・・。
ホルヘは突然やってきた私に対して嫌な顔一つせずに
「シンジラレナ~イ!」「スゴ~イ!」
と陽気に言って、お家に泊めてくれました。
ガレージ
キッチン
パラグアイのアスンシオンで日本食レストラン「菜の花」をやっている「和由さん」の名前を発見っ!
和由さんの奥さんで同じくアスンシオンで「民宿らぱちょ」をやっている由紀子さんの名前も発見っ!!
やー、繋がってますね!
ホルヘのバイク
なぜか庭の池には
フラミンゴがいてました。(奥のお前!なんで両足で立ってんねん・・・。)
中庭はこんなんね
「ヨシー、寒かっただろ~!」といってホルヘが
シャワーのお湯を薪で沸かしてくれました。
薪システムなのね・・・。熱々でしたよ。
ホルヘはとにかく陽気で大雑把。
炭をおこすのも、焚火の上に袋ごとバーン!って乗っけます。
バイク仲間のおっさん連中が集まって焼肉
何故か2時間後にはこうなる。
つーか、向かって右から二番目のおっさん!
おっさんが楽しそうに両手で持って叩いてるソレ、
オレの鍋とフタやっ!
とまぁ楽しい夜は更けていったのでした・・・。
P.S. え~、ここが限界ですっ!私の装備で冬の南半球を南下するのは、ブエノスアイレスから300kmのココが限界っ!!え~とね、とりあえず時速80kmぐらいで走ってたら10分ぐらいで手足の感覚がなくなってくるのね・・・。
気温が6度とかなんで、体感温度はもっと低いと思う・・・。
P.S.のP.S. アスールの街は、街路樹にミカンの木が植わってます。
久々にちゃんと見た大聖堂