南米バイク旅 66 黄昏ビバップ
はいどーもー、オーラーッ!!コルドバでもお肉を食べている森です。アルゼンチンに入ってから肉の話題しか書いてないように思うのは気のせいか?な?
はい、ではアスールその後です。
ホルヘから和由さんと由紀子さん宛に届け物を預かって出発。ありがとうホルヘ。いつまでも日本を好きでいて下さいね。
目指すはアルゼンチン第2の都市コルドバの手前の小さな街アルトグラシア。
距離はアスールから1000kmちょい。トラブルなく普通に走って3日ぐらいで着くかな?ぐらいの距離。
では、その道程をレポートします。
★1日目
寒さとの戦いというよりは、風との戦い。冷たい強風が嘲笑うかのように体温を奪っていく。
止まったらそれ程寒くはない。
は~、日光って大切。
Viva la 太陽の恵み
この辺りから立ち枯れの木が多くなった。
巨大メカアルマジロ発見。
この風車が勢いよく回るのを見るたびにげんなりする。
ところどころにある湖は、道路との距離が近い。
これ地盤大丈夫なん?って思うぐらいの近さ。
この日は湖の近くでキャンプ。
レンガが転がっていて焚火ができたのが救い。
焚火がないとしんどいかも。夜中はマイナスまで気温が下がる。寒さで目が覚めたら「V字腹筋で体温を上げる」という体育会系的(脳みそ筋肉的)な方法でやり過ごす。
あ、私は別に体育会系ではないですよ。
★2日目
とにかくコルドバを目指してひた走る。途中ガソリンスタンドで休憩しながら走る。
都市間の距離が長いのと中々スタンドがないのとで、保険として100km走ったら次のスタンドで給油をするようにした。
水ん中に電柱立ってんのね・・。
この日は距離を稼ぐ為に走ることに集中。400kmは移動したと思う。
最後に寄ったスタンド横の公園でキャンプ。
★3日目
日が昇るのが遅い。9時ぐらいにやっと明るくなってくる感じ。キャンプした公園から1kmほど進むと
アンデス山脈以来の濃霧が・・・。
きゃーーーーー!
ただでさえ寒いのに勘弁してくれろーーーー!
前も見えへんし寒いし。
やっと太陽がでてきた。ほっとする。
アルゼンチンってギャグみたいに大平原ばっかりやから川が真っ直ぐなのね。
やっぱ水辺は霧がでるのね。
目的地のアルタグラシアまでもう少し。
久しぶりのKAIDA登場です。
彼は最近、160kmぐらい走ると前輪の空気が抜けてくるという謎の症状を出してきてます。
パラグアイに帰るまでもってくれなっ!!
やっと目的地に到着!この日はキャンプ場に宿泊。
オフシーズンだからか、キャンプ場の人が「お金いらないよ」って言ってくれた。
「つーか寒いけど大丈夫?」って大丈夫なワケがない。
スタンドでWIFI拾って気温みたら、コルドバ付近は気温がマイナスまで下がらないとのこと。
よっしゃぁぁぁぁーー!って思ってたのに・・・
なんで朝起きたらシート凍ってんの?
意味わかめ。
意味・わ・か・めっ!(安心の国内産)
やー、今まででの野宿で一番腹筋した。
たまにスクワットも挟んだっ!
そんなこんなで、なんとか目的地まで無事に移動できた森でした。
P.S.次回「革命家、再び。」