南米バイク旅 78 アマゾン縦断 BR-319アタック①
はいどーもー、オーイー!!今日は日曜日。日曜日にはほとんどのお店がお休みで、まさかスーパーすら閉まっているとはつゆ知らず、今日のご飯はインスタントラーメンな森ですが?
はい、ではいよいよ卒業試験であるBR-319アタックのレポートを書いていきたいと思います。
8:00に出発
「無理だと思ったらすぐに引き返してきなさい。」という優しい言葉と
「知ってるか?BR-319にはゴーストが出るんだぜ!」という聞きたくもない情報をミノさんがくれた。
ウマイタのポストで給油したときに、スタンドの異音に気付く。
調べてみると。
センタースタンド、根本から折れてた。笑
とりあえずタイラップでバンパーに縛り付けて進むことにする。
だってここまで来て今更おあずけは嫌やし。
30km地点に着くまでに軍隊の訓練であろう「100人以上のマッチョのマラソン」(上半身は裸)に遭遇する。
とりあえず大人しく敬礼してやり過ごす。
だってこれからの道、単独での走行は禁止されているんだもの・・・。
30km地点を右折すると、古ぼけた看板があった。
俄然テンションが上がってくる。
100km地点の最後のポストまではこんな感じ。
まだまだ楽勝。つかこんなんは悪路でもなんでもない。
道より嫌だったのが
コイツ
走ってたら右ヒザにぶつかってきたコイツ。
体長10cmぐらい。
マジかんべんして欲しい。
100km地点の最後のポストがある集落。
南米お得意の煉瓦の建築。
いや、別にお姉さんを撮りたいわけじゃないんですけど
でもポーズ決めてくれてありがとうございます。
僕が撮りたかったのはこれなんです。
作ってもらったステッカーを貼る。
さぁ、ここからが本番。
ここからが私とアマゾンの真っ向勝負。
出たよ出ましたよ、ぬちゃぬちゃゾーン。
こーいうの、割と本気でやめて欲しい。
あーあ、
いきなり飛車角落ちの気分。
んー、つーことはこの先すすんだら雨の可能性あり?
って思ってたら
案の定雨に降られる。
ここで慌ててはいけない
まだあわてるような時間じゃない。
と、綾南の仙道のように自分とKAIDAを落ち着かせて、待つこと1時間。
雨がやみ、なんとか走れそうだと判断したので、滑りながらも進む。
橋はほとんどがこんな感じです。
これはまだ綺麗で安心できる方。もっとボロボロで、出ている釘に注意しながら渡らなければならない橋が多かった。
とにかく
蝶が多かった
こいつ等なんて一斉に飛び上がって黄色い竜巻みたいになるから、顔にバシバシ当たって痛かった。
ウマイタかた130kmぐらいの所で、2Lの水を落としていたことに気付いた。
いやいや、普通にやばいやろ。もう水ないですけど?あと500mlのペットの半分しかないですけど?
と慌てていたら
地図にあった農家の所まで来たから水を分けて貰った。
ふぅ、これで水分補給と晩御飯はなんとかなった。
とにかくこの日は進める所まで進もうと思っていたので、ひたすらKAIDAを走らせると
今夜の寝床が見えてきた。
ウマイタから240km地点。情報によればオンサの生息圏内だけど、これだけ柵がしてあったら大丈夫そう。
門の横の有刺鉄線が切られていたので、そこからお邪魔することに。
奥の建物の駐車場みたいな所にテントを張りました。
あ、もちろん有刺鉄線は内側から閉じましたよ。
この日の夜は、一晩中虫や鳥やコウモリや謎の哺乳類ネコ科らしき生物の鳴き声や気配が止まなかったとさ。
1日目、終了~!
転倒、マシントラブル、
なーしっ!