南米バイク旅 87 サルト・アンヘル ②
はいどーもー、オーラーッ!!靴が完全に乾いたので瞬間接着剤で修理した森です。最初はこっちの瞬間接着剤に対して「え?大丈夫なん?ホンマにくっつくの?」と半信半疑だったのですが、結構普通に使えるもんですね。
ではでは、ツアー2日目のレポートです。
「明日は何時に朝ご飯?」という質問に対しての返答が
「8:00に食堂に集合。」だったので、ちゃんと出発できるように準備してから時間通りに食堂に行くと
誰もいてない。
朝食すら用意されてない。
うん、どんまいオレ。そうここは南米、いくらツアーとはいえ、時間の感覚が日本とは違うんさね。
だって他のツアー客も一切来てないしね。
なんか、ちゃんと時間を守った自分の方が悪い気がしてきた・・・。
30分ほど待っていると朝食が準備され始めて他のツアー客も集まってきたの一安心。
朝食を済ませて待つこと
2時間半!笑
(おかしいな、昨日の夜は朝食が済んだら出発っていってたのにな・・・。)
いやいや、早く出発しましょうよ。昨日「サルトアンヘルまでは時間がかかるわっ!」って言ってたのヴァネッサさんじゃないっすか。
11:30ぐらいにやっと出発。
少し歩いてから
ボートで30分程進みます。
水色の丸がサルトアンヘルね。
途中はさんだ謎のトレッキング中に見つけた極小フンコロガシ
更にボートで3時間川を遡上します。
おっ、テーブルマウンテンが見えてきたっ!
マジかー、これは今まで見てきた山の風景とはまた違いますなぁ。
異質。
何がどーなってそーなったの?
突き出たの?えぐれたの?どっちなの?
テーブルマウンテンはいくつもあります。
やっとサルトアンヘルの麓に到着です。
この時点で15:00過ぎ。
え?大丈夫なん?この時間から山登って。
寒くない?寒くならない?
え?おばちゃんなんでタンクトップなん?
2時間程山を登って
やっとたどり着いた
ここが
サルトアンヘル
え?みたい?
みたいみたい?
はい3・・・2・・1・
テーブルマウンテーーーン!!
いつものやつですねっ!
次こそは
3
2
1
2
3
もうなんかの下りにも飽きてきたかも。
と油断させつつドーーーーンッ!!
これが落差約1000mのサルト・アンヘルでございます。
ホンマやわ、霧みたいになってて滝壺ないわっ!
顔をテカテカにしてはしゃぐ30歳無職。
あー、ちょっと離れたところから川になってんのね。
んんっ!!??
よく見ると下の滝の滝壺で泳いでる人たちが。
いやいやいやいや、気温考えましょ?
確実に20℃ないよ、今、ここ。
ヴァネッサがなんか嬉しそうに「次行くよっ!」って言うから、嫌な予感はしてたんやけど・・・
やっぱこーなるんすね・・・。
あ~、アカンアカン、この子アカン子やっ!!
アカン顔してるっ!
いやいや「ヨーシー!カモーン!」ちゃうって、横のおばちゃん見てみ?歯ぁガチガチゆーてますやん。
結局この後、ヴァネッサに半強制的に滝壺内を連れまわされ、挙句の果てに滝行までさせられましたとさ。
めでたしめでたし。
P.S. なんもめでたくないしなっ!
翌朝の朝靄に煙るサルト・アンヘルも雰囲気があってかっこよかった。