なにこれ修行?
は~い、ナマステ~♪
バラナシでなかなか速いWi-Fiカフェを見つけてご機嫌の、
天然パーマでぇ~す!!
では続きを!
前回は意味不明な列車の遅れで、駅に泊まるはめになりました。
夜中に警察官に「おい、ココで寝んな!」って起こされて移動したり。
コンタクトつけっぱなので界王拳を使ったときばりに疲れたり。
満身創痍で夜を過ごし、やっと列車が来たのが
13:30!!
プツン
そらね、こうなりますよ。
サイヤ人の血が騒ぎますって。
あんだけ待たされて、更に遅れるって・・・
結局出発したのが14:00過ぎ。
一緒にアホ面をして待っていたインド人もあきれていました。
車内の様子~
最初はこんな感じですいていましたが、
なんかうるさくなったので目を覚ますと、いつの間にかオレンジの集団に囲まれていました。
インドでよく目にするオレンジの集団。
恐らく宗教関係の修行者だと思うのですが、その見た目があまりにもオレンジオレンジしているので、私は彼らを「みかん」と呼んでいます。
はい、14:00出発で、移動時間が10時間なので、「パトナー」到着は夜中です。
みかん達に助けられて無事パトナーで下車。
ありがとうオレンジレンジの皆さん。
パトナー駅の様子
おぉっ!同志達よっ!!
なんか駅にSLが飾ってあった
もうね、夜中だろうと関係ありません。
とにかく動かないと先に進めませんので。
といっても如何せん情報がない。
インドに入ってからWi-Fiの文字を見かけていない。
宿の場所が分からなければ、パトナーのバスステーションが24時間やっているのかも分からない。
ココでの選択肢は
1 宿を探す
2 バスステーションまで行き、野宿する。
体がベタベタで気持ち悪いので、とりあえず1を選択。
その辺のインド人に聞くと「この道を500mぐらい行くと、宿がいっぱいあるよ!」とのこと、20kg超えの荷物を背負って、とりあえず進みます。
12軒回って、
12軒とも、
「FULL!!」
もうね、修行ですね。
宿泊拒否としか思えない。
だって、この時間帯やのにフロントにめっちゃルームキーかかってんやもん。
私がレイだったなら、間違いなくレセプションの奴らを南斗水鳥拳で輪切りにしてましたね。
よかったな!
俺がレイじゃなくて!
で、ふてくされて道端でリキシャのおっさんと話していました。
タバコあげたら喜んでた。でも料金は負けてくれなかった。
おっさんにバスステーションの場所を聞くと、反対方向に4kmぐらいとのこと。
っしゃ、歩くかっ!!
選択肢2を選択
道中でホテルを見つけては断られ。
野犬に囲まれてバトル寸前になったら、そこらのおっさんが助けてくれ。
※ 何故か野犬は、大きな荷物を背負っていると絡んできます。
おっさんが木の棒で思いっきり野犬を叩くと、野犬はバイオハザードのケルベロスが死ぬときの声みたいな声をあげて逃げていきました。
やっとこさバスステーションにつくと、真っ暗。
近くの警官に聞くと「国境行きのバスは朝の7時だぜっ!!ははっ!!」と言っていました。
たまたまバスステーションの前にホテルがあったので、聞いてみると
「FULL!!」
はいはい、満室ですね。
なに?「FULL」って?インド人の口癖かなにか?
諦めて帰ろうとすると
ホテルのおっさん「ちょっと待て!お前は何人だ!?」
オレ「日本人ですがなにか?」
おっさん「OK!OK!シングルでいいか?」
部屋あるんか~い!
やっぱり今までのは宿泊拒否だったんですね。
も~~~~マジでインド人めんどい。
部屋を見せてもらうと、なんと肝心のシャワーがない。
水道の蛇口のみ!
オレ「え?シャワーは?」
おっさん「インディアンスタイルだ!」(蛇口を指さして)
もうこの際なんでもいいです。
体がベタベタ過ぎて気持ち悪い。
はいはいチェックインな!(この時点でAM5:00)
翌朝っていうか2時間後、バスステーションにて。
そらこんな小屋とバスしかない所が24時間やってるワケないわな~。
次回「さらばインドよ!貴様には、地獄すら生ぬるい・・・。」