南米バイク旅 51 税関という公的な仕事に好き嫌いなどという私情をはさんでしまうようなヤツにはアルゼンチンバックブリーカー!!
いーきーてーるーよぉぉぉぉおおーラーッ!!現在はアルゼンチンの首都ブエノスアイレスでお肉三昧な毎日を送っている森ですっ!どれぐらい肉三昧かといいますと、
二日前のステーキ
昨日のミックスグリル
今日の
鶏の半身のオーブン焼き
と、牛すね肉のトマト煮込み
これぐらい毎日肉を食ってます。お肉が安いんでお財布にもそんなにダメージがないのがいいところっ!もちろん全部自分で焼いてまっせ!
と、私の食生活の話はこの辺りにしておいて、更新ができなかった前回からの続きを書いていきたいと思います。
まず、パラグアイのエステからのアルゼンチン入国は結果から言って
無理でしたっ!!笑
アルゼンチン領事館にまで足を運んで必要書類を確認して、それらすべてを用意したにも関わらず、あの税関メガネはKAIDAを入国させてくれなんだ。
メガネックス「また来たのかお前、ダメなもんはダメだ。」
森「いやいや、アルゼンチン領事館に行って、必要なものを聞いて、全部用意してきたから入国できるでしょ?」
メガネックス「領事館は関係ない!ダメなものはダメなんだっ!」
森「Hija de puta!!!(イハ デ プータ ※クソ野郎の意味)」
はい、この旅始まって以来、税関で中指立てました。ここは怒っていいところだと思います。
いやいや、意味分からないでしょ。領事館で太鼓判押してもらって来てるのに、領事館は関係ないって意味分からないでしょ。
仕方がないので、引き返して別の国境から挑戦してみました。パラグアイの首都アスンシオンから陸路でアルゼンチンへの入国を試してみると・・・
陽気な税関のおばちゃん「オーラー!あら~、あなたバイクで入国するの~?いいわねぇー、バイクで南米を旅行って!はいはいコッチ来て!じゃ、免許とバイクの書類とパスポートを出してちょうだい~、ちょっと待っててね~♪」
カタカタッ!カタカタカタッ!(キーボードの音)
陽気な税関のおばちゃん「はいっ、できたっ!こことここにサインしてちょうだいっ♪はい、こっちが控えね、大切なものだから無くしちゃダメよっ!ウフッ♪」
陽気な税関のおばちゃん「バイクはどこかしら~?あーあのバイクね、荷物には何が入っているのかしら?」
森「う~ん、キャンプ道具と日用品かな?開けて見てみる?」
陽気な税関のおばちゃん「い・い・わ・よぉ~ぅ!良い旅をねっ!ちゃおちゃお~♪」
なんじゃこりゃっ!!
いやいやいやいやーっ!対応違い過ぎるやろっ!保険はっ?ねぇ保険はっ!!?確認なしですかぁーー?
つーかあの船の税関メガネ!お前絶対オレのこと
ただ嫌いなだけやったやろっ!
かーえーせー!イグアスでの2週間を悶々とした気持ちと葛藤ごと利子付けてかーえーせぇー!!
と、あれだけ蓄積された怒りもどこへやら、超陽気にあっさりとアルゼンチンに正攻法で入国できてしまいました。
で、アルゼンチンはというと、道路もちゃんと綺麗に舗装されていてとても走りやすいです。
この日は池か川か分からない水辺でキャンプ。
夜中に気付いたんですが、この水場周囲に無数のホタルが舞っていてキレイでしたっ!
P.S. 次回 「人情ラプソディー」ここから始まる焼肉スパイラル、君はもう抜け出せない。