1日は長いけど1週間ってあっという間。でも1か月は長い、しかし1年はあっという間。気付けばもう日本を出発して半年以上経っていました。
はいどーも~、こんにちは!森です!相変わらずブダペストでのんびりしています。こっちの気温は大体10℃前後です。お天気は大体が曇りです。日本はどんな感じでしょうか?秋刀魚の季節は終わった頃なんですかね。
まだ土曜日まで移動はないので落ち着いた日々を過ごしているからか、秋刀魚のことを考えたりしている森です。
なんか久し振りに時間がゆっくり流れているので、徒然に思ったことを書いていきたいと思います。
今日で日本を出発して217日になります。思えば色々ありました。地元の友達には特に何も言わずにこそっと出発した4月11日。全く英語が話せない状態からの初海外旅行。でもなぜか不安になることはなく、「世界はどんなんなんやろ」ぐらいの気持ちで渡った1か国目の中国。最初は苦労しました。宿での会話とかね。笑
自由に世界を周りたかったので、そんなに自分に対して制限を設けていませんでした。陸路のみで国境を越えるとか、日本人宿には泊まらないとか、そういう制限を自分に課している旅行者もいるようですが、私は私です。唯一の縛りは毎日日記を書くことのみ。これは今でもやっています。どんな効果があるのかはまだ分かりませんが、1日いちにちを振り返ることは出来ていると思います。
あ、それともう1つ。出発当初から変わらないこと。
今ではもはやポリシーになっていること。
それは
サイフをケツポケットに入れること。(アホ)
なんかね、やっぱり便利なんですよ。ヒップポケットに入れていると。すぐに取り出せるしね!旅行中にスリに遭った!という人も何人かいてたのですが、そこは注意しているので大丈夫だと思います。たぶん。
この財布(ダイソーで買った。105円の代物)
これからも宜しくお願いします。
105円でもかなり役立ってくれています。未だに壊れないしね。
他に重宝しているのは、カンボジアで買った3ドルのジーパンです。
もうすでに私の体型に馴染んでいて、コイツなしではやっていけません。
こんな取り留めのない話ですいません。
ハンガリー編はね、まだ写真を撮っていないので書けないんです。
ほぼ毎日曇っているので、写真を撮る気がなかなか起こらない・・・。
と、言い訳しておきますね。
書きたいことは一杯あるんですよ?
こんな路上に停まっている車の
しかもプジョーの
ダッシュボードの上に栗がぎゅうぎゅうに詰まっているとかね。
でもあまり写真を撮っていないのでまだ書きません。
奇跡的に金曜日に晴れたら写真を撮りに行こうと思います。
ふ~、なんの話でしたっけ?
そうそう、取り留めのない話ね!笑
取り留めのない話なんで、好きに書いていきたいと思います。
そう言えば、この旅行の目的とか、そんな話は書いたことが無かったですね。
じゃ、書きます。
興味ない人はとばして下さい。
目的は単純です。
ただ単に世界を見たかったからです。
あ、それと、幸せって何なんやろ?
何の為に生きてるんやろ?
とか、そんな漠然とした疑問は、いい歳してまだ考えてました。苦笑
特に大層な理由はありません。日本で生きてきて気付けば29歳!今まで海外に行ったことすらなく、インターネットやニュースでしか外の世界を知らない。単純に興味が出たんですよ。「このまま死んでもいいのか?」と考えたときに、いいや、死ぬまでに海外行ってみたい、世界一周したい。そう思っただけです。
実際に海外に来てみると、色んな刺激がありました。自分が思っていた(思い込んでいた)ことが違っていたり、逆に思っていた通りのこともあって、納得できたこともありました。
一概には言えないかもしれませんがね。中国人は優しかったし、イスラム教徒は平和を重んじる人が多かったです。ヨーロッパといえど、東欧は喫煙マナーが悪かったりします。どの国でも子供は可愛いかったですし、恋人たちは幸せそうでした。そりゃ~騙されたこともありますが、どんなに豊かな国でも、逆に貧しい国でも、善人もいればそうでない人もいました。
あ、そうそう、今でも難しいなと思うことがあります。答えがまだ出ません。
物乞いの人達に対して、どうすればいいか。
難しいっす。
インドは多かったな~。カーストがあるから、そら多いか。
私はインドやバングラ・カンボジアでは、頑なに物乞いの人達に対して何もあげませんでした。
理由は、意味が分からないからです。
キツイ言葉に聞こえたかもしれませんね。
簡単に言うと「なんでやねん!」です。
これはね、実に難しい。事前情報や現地の人達によると、物乞いは職業みたいなものらしい。
中国人やバングラ人、インド人は「あいつらはあんなことをしているけれど、お金を沢山隠し持っているんだ。」と言っていました。
インドでは同情を引くために自らの四肢を切断したり、子供を利用したり、更には組織化して元締めが儲けていたりもするそうです。
その全てが本当かどうかは分かりませんが、地元民が言っていることなので、何割かは本当なのでしょう。さらに、私が憤りを感じていたことがもう一点。
おい、国よ、何してんねん。です。貧しい国といえど、やはり甘い汁を吸っている人間達はいるワケです。街で見かけた高級車、その多くは政府関係の人間のものであるらしい。未だにバングラでは金が全てだとショボンも言っていました。
確かに外国人=旅行者=お金持ちという認識は理解できます。実際に豊かでないと旅行は出来ませんし。貧しい人達に分け与える、それは豊かな者がするべきことだと思うのですが、その「与える者」は外国人であってはダメだと思うんです。
その地域で生活する人達、国民になるんですかね。その人達が気付いて変わらない限り、変えようとしない限り、この物乞いの人達はずっとそのままなのだと思います。
なので、意味が分からなかったんです。
そんな考えが頭の隅っこにあり「何かあげたいけど、ごめんオレがそれやったらアカンねん。」と、頑なに分け与えることを拒絶していました。リキシャのおっちゃんとか、頑張ってくれた人にチップをあげるとか、何かちょうだいって来た子供にお菓子をあげたりとか、何かやってくれたら分け与えるとか、今思えば自分をごまかしていただけかもしれません。食べ物はいいけどお金はダメ!という意味不明な理由などで、自分の行動を正当化したかったんでしょうね。正直、自分が嫌いになった時期もありました。やっぱり「何かしたい」って思うのが人の情けだと思いますし。
そんなこんなで、考え続けながらも未だ答えが出ないのです。でも、一昨日に事件が起きました。ブダぺストにも物乞いの人達がいるのですが、相変わらず私は拒絶をしていました。私が歩いていると、道端に座ってカップを置いているお婆さんがいました。物乞いのお婆さんです。本当に自分でも分かりません。なぜそのカップにお金を入れたのか。気が付くと、通り過ぎ様にポケットの小銭をカップに入れてました。そんで、笑って手まで振ってました。少し歩いて気付きました。
「おいおいおいおい、何やってんねん、オレ!」
ベンチに座って考えました。
「なんで入れた?今まで拒否してきたのはなんやってん?ココがヨーロッパやからか?やったらアジアのアイツ等はどーなんねん!なんでなんでなんで?ちょっと待て、なんでや思い出せ。考えろ、なんでや。」
で、思い出したことが。お婆ちゃんめっちゃ良い笑顔で笑ってたんです。そんで、そんなに笑いかけてくれたのが、私は嬉しかったんだと思います。今までの物乞いの人達はみんな同情を引くためか、悲壮な表情を浮かべ、食べ物が無いんだというジェスチャーをしていました。酷い奴はあからさまに「マネー!」言うてました。
単純に嬉しかったんだと思います。笑顔で笑いかけてくれて。そんで、ありがとうなっ!って気持ちでお金を入れたんだと思います。
そのことに気づいたとき、一瞬で、なんか今まで考えてきたことがバカらしく思えてきました。あ、ギブ&テイクなんや。本当に欲しいものくれたんや、あのお婆ちゃん。別に難しく考えんでも、あげたいなって思ったらあげたらいいんや。自分が納得できるかが大切なんや。
と、自分の中ではここ最近の一大事件でした。
世間ではISISやエボラで大騒ぎしているのに、こんなちっさいことが事件になっている「スモール森」でした。
こんな感じで日々過ごしておりますっ!
すいません、ホンマにどーでもいい話ばっかりで!
めっちゃ文字が多くて読みにくいですねっ!
また写真撮れたらハンガリーの記事書きますんでっ!