南米バイク旅㉙ 温泉→???
はいどーも~、オーラ~。今回は重要なお知らせがあります。それは、実は私がこの旅を始めてから明日で丸1年になるということです。日本ではすでに1年が経過していると思います。
あぁ~、振り返ってみると長いような短いような。色んなことがあったようななかったような。髪の毛が若干ストレートになったようななってないような。
ぼやっとしたことしか書けていませんが、もうすぐ1年です。出発当初は「1年ぐらいで日本に帰るんかな~。」と、これもまたぼやっと考えていたんですが、南米バイク旅を終えるまでは帰るわけにはいかなくなりました。本来ならば1年で考えていたので、言わばこの南米バイク旅はストⅡでいうところの車をボッコボコにするボーナスステージです。
お薦めの技はケンとリュウの竜巻旋風脚ですが、迫力があるのでザンギエフの画像を張っておきます。
はーい、それじゃ~ボーナスステージ始まるよ~♪
はい、では温泉の続き竜巻旋風~脚っ!!
標高4000mでの温泉を楽しんだ私は、アレキパというペルー第二の都市を目指しました。
そろそろくると思った「リャマ注意」の標識。
そらこんだけおったら標識も必要ですな。
ガソスタの子。
少し向こうに万年雪が見えてる・・・
ああいう所を目指す登山家の人って凄いよな・・・。
ここが4000mちょいやから、あの雪んとこは5000~6000mか・・・。
ちょっと興味湧いてきた。
標高が下がって、やっと暖かくなってきた。
こういう別れ道ってワクワクする。
どっちを選んでも先には山しか見えん・・・。
右をチョイスした結果。
お花畑は綺麗なんだけども・・・
あ~、これずっと地道な感じですね・・・。
※ この日は220kmの移動中、9割が地道でした。
なんでこんなに平地がある土地の
この岩場の
ここを開墾した?
田舎の方は今でも茅葺き屋根。
レンガの上からの土壁は結構多い。
しばらく進んでいくと、イベント発生です。
この日は記念すべき
KAIDAが
10万キロを突破しました。
メーター1回りした。
人間でいうところの米寿みたいなもんやろか。
ここが10万キロに到達した場所です。
お祝いしたいけど、何もないのでとりあえず拍手だけしときます。
10万キロを超えたバイクでも
標高4700mの高地をゴリゴリ走ってくれます。
バイクでの最高標高記録達成。
ここからもう寒さと悪路で何が何だか分からない状態で走ってました。
途中で我慢できずに逃げ込んだ売店。
すでに手足の感覚が無かったので助かりました。
アレキパまでまだ100km以上ある。この辺りに宿泊施設がないか聞いたところ。
おっちゃん「25km先にイマタってとこがある!いいかハポネス!真っ直ぐいって右な!右っ!!」
と教えてくれたので、その情報を信じて進みます。この時点で17:45。
ここからが今までで1番苛酷でした。
辺りは日が沈んで真っ暗。頼りはヘッドライトの明かりのみ。でも雨風が強くて前が見えない。メットのシールドを閉めたら曇って前が見えない。手足だけじゃなく体の感覚も無くなってくる。
夜更け過ぎではないですが、雨が雪に変わったころ
やっとイマタに到着。
初めてです、寒さで全身痙攣したの。
いや~、寒さって怖いですねっ!
ここから1時間、電気ストーブが私の生命維持装置でした。笑
一晩明けて・・・
あ~
こら
寒いわっ!笑
昨夜は何も見えなくて
分からんかったけど・・・。
ひゃ~~
P.S. KAIDA,あの状況のなか走ってくれてありがとう。オレは久々に死を予感したよ。君が止まったら、オレはたぶん天に召されてたよ。