南米バイク旅㉚ イマタ→アレキパ
はいどーも~、オーラ~。iPhone6のSIMフリー版が欲しい、森です。ちなみに今日ペルーは4月9日です。この日は「食と野菜ソムリエの日」らしいです。日本ベジタブル&フルーツマイスター協会が制定したようです。更に「大仏の日」でもあり、752(天平勝宝4)年のこの日、奈良・東大寺の大仏開眼供養が行われたらしいです。へ~、知らんかった!
ベジタリアンと奈良県民の皆さんからしたら結構大切な日なんですね。
はい、では前回イマタからの続きを書いていきたいと思います。イマタで凍えながら一夜を過ごし、何とか生き残った森はアレキパを目指します。
冷え切っているからか、なかなかエンジンがかからなかったKAIDA。
セルしかないからバッテリー上がりが1番怖い。
何とかエンジン始動して
しゅっぱ~つ!!
あ~昨日の夜、一歩間違えれば私もこうなってたんでしょうね。
くわばらくわばら。
万年雪を見ながら走るのは気持ちいいですなぁ~。
リャマは相変わらず元気ですね。
はい
KAIDA
ガス欠!!!
・
・・
・・・
はぁ~~~~~、良い天気っ!!
なぁ、オレどうしたらいいと思う?
標高4000m超えの山ん中でガス欠。
よし、とりあえず押すかっ!
実は朝の段階で、昨日かなり走ったので給油もしなければならないのは分かってたんですが、いかんせんイマタにはガソリンスタンドがない。いや違う、ガソスタはあるんやけど潰れてる。ど の店を訪ねて聞いてみても「あの店なら売ってるんじゃないか?」と教えてくれるのですが、結局どこも売ってない状態だったので、不安はのこりますが時間が もったいないのでアレキパにむけて出発することにしたんです。
「いや~、流石にあと2L(リザーブ)あったら最低60kmは走れるし、何とかなるっしょっ!!」
という考えが南米ではチョコレートのように甘かったですねっ!!
味噌汁の上澄みのように薄い空気の中、KAIDAを押し続けること約2km
奇跡的にアルゼンチン人のバイクチームに助けて貰いました。
やっぱり同じライダー、困っているライダーをほったらかしにはしませんでした。
本当に感謝、ガチで助かりました。この人達が助けてこれなければ、あと7.8kmはKAIDAを押さないといけなかった。ライダー同氏は何故か心が通じ合う不思議。ライダーってだけですぐ仲良くなる不思議。
世界七不思議のマチュピチュより不思議。
このお礼は必ず誰かに返しますっ!!
このチームは今からマチュピチュを目指すらしいので、道や宿の情報を伝えました。
少しガソリンを分けてもらって再出発。
標高4000mでのガソリンの値段は、なんと倍額!1ガロン20ソル(800円)
他界ですが仕方ないので1ガロン購入しました。
何とかアレキパまで辿り着くことが出来ましたとさっ!!
P.S. バイクチームに貰ったステッカー、ラップトップに貼ったよ!!