南米バイク旅㉛ アレキパってこんなとこ
はいどーも~、おーら♪日本に送った郵便の行方が分らず、とりあえずアレキパに滞在している森です。正直だれてます。今ペルーは4月12日です。日本は恐らく4月13日だと思います。この4月13日、ただの4月13日ではございません。実はこの日、日本では「決闘の日」とされています。あの有名なソードマスター宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘が巌流島(舟島)で行われた日です。
私の人生で1番印象に残っているというか忘れられない決闘は、お兄ちゃんとの決闘です。
忘れもしない中学1年生のある日、横になりながらTVを見て寛いでいると聞こえてきた鬼の声
「おいヨシ、掃除するぞ・・・。」
※森ビジョンです。
当時、普段から家事をしていたのは私でした。そして普段は洗い物の一つもしなかった兄。そんな兄に「掃除をするから手伝え」と言われても動く気はしませんでした。
しばらく無視を続けていると、突然体をひっくり返され
マウントポジションでボッコボコにされる森。
流れ出る鮮血。
あ、これはもう決闘ではないですねっ!
制圧ですねっ!
「兄ちゃんには逆らってはいけない。」と直接パンチで脳内に刷り込まれた瞬間でした。
さて、ペルーではアレキパが1番長く滞在しているんですが、特に何もしていません。まぁ、見所も特にない街です。旧市街の一部は世界遺産になっているんですが、そんなに凄いものでもありません。
な~んや、アレキパってなんも良い所ないやん!
と思ったそこのキミっ!それは違うっ!!
アレキパはペルー第二の街で、さらに食の都とも言われています。日本でいうところの大阪みたいな感じです。大阪生まれ大阪育ちの生粋の大阪人である私には、そんなアレキパの街が肌に合っているのかもしれません。
超落ち着く。
私がアレキパでお世話になっているのは、日本人宿「サンドラの家」です。ひっさびさの日本人宿です。
最近引っ越したみたいなので2015年最新の情報を書いておきます。
「サンドラの家」
住所:AV,LOS INCAS 205B PACHACTEC CERRO COLORADO
TEL:(054)78 9999
携帯(サンドラ) 9595 67 665
事前に連絡するとgood、私は飛び込みで行ったのですが大丈夫でした。しかも引っ越ししたのを知らなかったので以前の住所にいったのですが、近くの売店のおばちゃんがサンドラに電話してくれ、サンドラが迎えに来てくれました。
ドミトリーのみ 1泊 30ソル 2泊目以降は25ソル
ホットシャワー Wi-Fiあり 朝食と夕食付(美味しい)
サンドラは優しくて面白いおばちゃんです。私のクイが食べたいというリクエストにも快く応えてくれました。
そんな「サンドラの家」の居心地がよく、アレキパ滞在が今日で6日目になりました。
その間やったこと。
① クイを食べる
クイ(調理前)
この状態の真空パックで売られてたり、生きている状態で売られていたりします。
クイ(味付け前)
クイ(味付け後)
揚げ焼きみたいにして皮をパリパリにします。
その後はオーブンでこんがり焼いた
のがこちらっ!!!
一匹丸々食べました。
おしり
感想:美味しいけど骨が多い。ジューシーな鶏肉みたいな感じでした。
② カエルジュースを飲む
ここアレキパのメルカドで「カエルジュース」を飲むことができると聞いたので、実際に行って来ました。
向かって右側のおばちゃんが座っている店
RANAっていうのがカエルのこと。
カエル入りマカジュース
この子達です。
写真がブレた。
写真を撮っていると、おばちゃんがこのテーブルの角にいきなりカエルを
バンッ!バンッ!!
と叩き付け、失神させます。
悟りを開いたような表情で何をするのかと思いきや
一瞬で皮を剥いで内臓も除去します。
おばちゃんのドヤ顔が許せるぐらいの早業でした。
カエルをボイルした後で調味料と一緒にミキサーにかけます。
う~ん、なんかカエルよりマかや調味料の方が多い・・・
これじゃ~カエルの味がわかんねぇ!!
なのでおばちゃんに
「おばちゃんっ!
カエル、
ダブルでっ!!!」
と、注文すると。
不敵な笑みでOKしてくれました。
最後に茶こしでこして
グラスに注いでできあがり。(カエル、ダブル)
※グラスから生えている顔半分は、カエルジュースの妖精ではありません。
おばちゃんが飲んだみたいになってますが、飲んだのは私です。
感想:味はきな粉みたいな味。飲めないことはない。美味しくもなく美味しくなくもなく。温度が絶妙に不快、熱くもなく冷えてもない。その場のノリでカエルをダブルにする必要は全くない。
効能:滋養強壮
はい、如何だったでしょうか?コロニアルな街並みもいいけど、たまにはカエルジュースもねっ!!!
P.S. これがクイの食べられる前の姿です。あかん、罪悪感しか湧いてこん・・・。